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雪崩が起きたらどうする?

大町は朝からぽつぽつ小雨が降っていましたが昼過ぎから雪に変わりはじめました。

山はすっかり雲に隠れてしまい、その姿は見えません。

山岳センターでは昨日に引き続きリーダーコースの講習が行われています。

昨日は雪山のリスクについて机上で学びましたが、

今日はそのリスクに対処するための技術を学びます。

先ずは皆さんの雪崩装備をお披露目!!

受講生のピカピカなビーコンにめっちゃ軽いのに強度があるプローブやショベル。

講師も職員も興味深々です。そりゃ欲しくなりますよね!

時代と共に道具も進化してきますので我々も常にチェックしなければ!

しかしその道具を使いこなせなければ全く意味がない!それは変わりませんよね。

という訳で早速実技へ!

先ずはスイッチを入れグループチェック、山に入る前には必ずやることです。

班のリーダーにチェックしてもらいます。中には反応しない物も!

最新のビーコンは多くの機能があるため、事前に取説読まないとですね!

さて、ビーコンの特性を理解したところで、いざ雪崩が起きた時にどう対処するか!?

雪崩は時間が勝負!残っているメンバーにいかに的確な指示を与え、迅速かつ安全に

埋没者を救助できるか    !リーダーの力量が試されるところです。

受講生の皆さん、テキパキ動いていて流石でした!

ただ忘れがちなのは自分たちの安全です!二次雪崩に遭わない為にも常に注意しましょう。

雪がなくて臨場感が出ないのは残念です(笑)次回は出来るといいですね。

今回は掘り出しからの流れで搬送も行いました!

雪山ではツェルトで要救助者包んで運ぶシート搬送が一般的で、

雪面をそりのように引くことができます。

梱包の方法は今までリーダーコースで学んできたロープワークで応用できるので

いい復習にもなりましたね。

どうしても作業に集中してしまいますが、現場では要救助者のケアも忘れずに!

こんな感じで今回は学び多き2日間でしたが、次回はいよいよ雪山です!!

しかも初めての雪洞泊!!楽しみですね11

とにかく雪よ降ってくれ!

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