登山者と接する機会の多いアウトドアショップスタッフと長野県山岳総合センター職員が情報共有や基本的な登山技術・知識を相互に学ぶために去年より研修会をスタートしました。
2回目になる今回は「岩稜歩き、クライミング」というテーマで適した服装や装備について各ブランドの商品を紹介してもらいました。
機能面や着心地はもちろん、最近ではフッ素不使用のレインウェア―など環境問題にも配慮した商品も多く出ているそうです。
ただどんなに良い商品を買っても、きちんと手入れや保管をしないと、いざ山で使った時に十分なパフォーマンスを発揮できないという事は知っておかなければいけませんね。
ウェアや装備の不備は怪我や遭難に繋がります。
ウェア紹介の後はショップスタッフの方にロープクライミングを体験してもらいました。中には初めてクライミングをする方もいました。
経験者からレクチャーを受けて、高さ15mの壁に挑戦しました!
実際にクライミングを体験すると商品の良さや改善点、登山者(お客さん)への対応も変わってくると思います。個人的にはこれを今回の研修会をキッカケにクライミングを続けてくれる人がいると嬉しいです。