先日の日曜日にはマルチピッチクライミング教室の3回目を開催しました。
この講習は昨年までは岩登り入門としてゼロからマルチピッチクライミングを学ぶ講習を行っていましたが、コロナ禍の中大人数での開催が難しいことなど色々な理由から少人数で学ぶ、この講習会を開催するに至りました。
1回目、2回目は人工岩場でじっくりとマルチピッチクライミングの技術を学んでいただき、最終回は実際に生の岩場へ。
まず、エリア図やトポ図を見て自分たちの登るルートがどこにあるのか探すところから。どんなベテランクライマーも絶対ルートのとりつきで迷ったことあるはず!
いざとりつきへ!
最初は簡単なルートを登ります。登ることではなく、どのようにルートどりするか、プロテクションをどこでどのようにとるかを学んでいただきます。
トポでは次の岩壁の基部まで行ってビレイすることになっていましたが、実際には手前の立ち木でピッチを切っていました。右に行くのか左に行くのか、何を優先して進む方向を決めるのか、迷いながらも判断していただきました。
歩きを含めた4ピッチを登り頂上に出て休憩。本日は秋晴れで最高の眺めが楽しめました。1回目は下降路を歩いておりました。
2回目は、職員がリードして、少し立ったルートを登ります。
最後は懸垂下降と歩きで、無事に朝みんなでトポを見た場所に戻りました。
講習では基本技術を学ぶことしかできませんが、これから皆さん実践を積んで、マルチピッチクライミングを楽しんでもらいたいです。