本日は、 G10 ヨガと自然派料理を楽しみながら行う疲れない身体作り 講習が開催されました。これまで、登山やクライミングの技術に関する講習会がメインでしたが、初の試みとして ”身体作り” の原点、食べるということにスポットして講習会を開催してみました。
講師は、山のガイドであり、クライマーであり、エヴェレストサミッターであり、・・・いろいろな経歴を持つ羽山菜穂子さん。
ちょっぴり残念だったのは受講生が最少催行人員数の4名だったこと。広報不足だったと反省 しています。しかしながら、コロナ禍のご時世、お互いの距離を保つ意味ではよかったのかもと思います。
まず最初に、それぞれがどんな目的で参加されているのかを簡単に伺いスタート。次にヨガ。ヨガってストレッチのようなものだと理解されがちだけれど、もっと生活に密着した生きるための知恵みたいなものなのだよ、とお話がありました。そしてヨガを通して自分の身体を見つめ、気づき、整えていく過程をみんなで学びました。
午後一で回復のヨガを行う予定でしたが、昼食時間に食べ物に関するお話で盛り上がり、たっぷり1時間、お話を聞くことができました。参加者からはたくさんの質問があり、それに対して他の参加者がご自身の経験などを話し合い、羽山さんが1つずつ丁寧に答えていく、そんなかたちで進めることができました。みんなで話し合いながら学んでいくことがとても楽しいと
参加者の方から言っていただきました。
再び、ヨガ。回復のポーズをいくつか学んで、逆転のポーズ。
午前中のヨガも含めて、きっつーいと感じるポーズはたくさんありましたが、個々の状態に合わせて、クッションやベルトを使うなど、無理をしない、けれど、変わりたいと思うならば、ちょっとずつ変わっていける、そんな方法を教えていただきました。
ボルダリングでちょっと遊んだあとは、お待ちかね、お料理タイム。マスクをして、時には手袋をはめて、ちょっと大変ですが、コロナ禍でなくとも、お料理するときには衛生面に注意することが大切ですので、それほど大変さは感じませんでした。
気になるメニューですが、数種のハーブと新ショウガをそのまま味わう一皿、キュウリのヨーグルトサラダ、ビーツ、サフランライスとキーマカレー(キーマもお肉をミンチして作ったものです)、ズッキーニの焼き物、素敵だったのが、ズッキーニの花の肉詰め(これはその日の朝ズッキーニが咲かないと作れない、真の季節もの。見た目におしゃれですが味もおいしい)、そして羽山さんのお知り合いがつってくるという太刀魚、デザートはおこわ団子、写真にある赤い飲み物はワインかと思いきや、ビーツジュースです。
その時々にとれる食べ物をスパイスをふんだんに使用してできるだけ自然のままを味わう料理。体に優しいけれど、満足感たっぷり。
ゆっくりと食事をとりながら、食物について栄養や取り方、集中力についてなどなど、いろいろなお話を聞くことができました。
かなりお得感たっぷりな講習会だったかなーと自負しているのですが・・・。
できれば、第2弾も行っていきたいところです・・・。
明日は G11 クライマーのための心と身体の整え方 です。こうご期待!