この土日は、「冬山入門コース」の3回目、
「初めての冬山テント泊登山」を開催しました!
天気予報は先週に引き続き無情にも?雨。
ですが、皆さん元気に集合しました!!
開講式の後、班ごとに分かれて食糧計画や買い出しを
行いました。共同装備もザックに詰め込んだ後、
それぞれ、重さを計ってみると・・・
こちらのザック、22キロくらいでした。
平均で20キロ程度が多かったようです。
バスに乗り、いざ出発!
鹿島槍スキー場のリフトをお借りして(いつもありがとうございます!)
入山しました。
そして、テント場までの歩行。
重い荷物・・・みぞれに近い雪・・・体に堪えます。
でも、皆さん、頑張っていましたよ!
そして、テント設営。
この頃には、雪が少し強くなり始めていましたので、
それぞれ、急いで設営しました。
その後、全体で雪質観察を行いました。
実際に見て、触れてみることで、理解が深まったようです。
続いて、雪洞の構築についてです。
雪が少なかったため、しっかりした雪洞を掘れなかったのが
残念ですが、効率的な掘り方、構築の手順などについて
説明を聞いた後、皆で各自掘ってみました!
思ったより掘れた方、掘れなかった方、それぞれかと思います。
慣れるまでは時間がかかりますが徐々に上達しますので、
是非またご自身でも機会を作ってみてくださいね!
テントに入ったころから、雪はみぞれに変わり、
夜には雨に。
夕食は各班、趣向を凝らした「鍋」が多かったようです。
冷えた体にはもってこい!!
写真は手作りの「餅入り巾着」を入れたところ!
ボリュームもあり、とてもおいしかったですヨ。
夜は、叩きつける雨の音にテントのありがたさを実感。
各班とも、山談義で盛り上がったようです。
———————————————————-
雨は夜更け過ぎに~、雪へと変わりました。
そして翌朝。
細かい雪の降りしきる中、行動開始!
気温こそさほど下がらなかったものの、時折風が強まり、
冬山らしい天候に。
雪山登山における基本的な技術について、実践的に
練習を行いました。
こちらは、ワカン歩行。
トレースのないところをそれぞれ降りてきました。
皆さん、楽しそうでした!
こちらでは役割分担を決めて、ビーコン捜索訓練を
やっていました。降りしきる雪もなんのその。
大きな声で繰り返し練習していました。
その後、テントの撤収。
この頃ようやく、お日様が顔を出してくれました。
班ごとに、また重い荷物を背負って下山しました。
バスの乗り場近くに降りてくると・・・
ななんと!おおまぴょん(大町市のゆるキャラ)が!
ついつい、パチリ。
(実は、おおまぴょんも登山が好きなんですよ!
爺ヶ岳も登頂済みです。)
その後センターに戻って、班ごとに振り返りを行いました。
受講された方からは「冬山での一歩をやっと踏み出せた」
「冬にテントで泊まることの大変さと楽しさが分かった」
などの感想をいただきました。
天気がめまぐるしく変わったおかげで、大変でしたが
色々な経験も出来たかと思います。
コースを修了された皆さん、少しずつスキルアップして
白銀の山を楽しんでくださいね!
2日間、本当にお疲れ様でした!!