火曜日から今日まで、長野県山岳遭難防止対策協会(通称:遭対協)と長野県警察山岳遭難救助隊の合同訓練がありました。
ご存じの方も多いと思いますが、県内の山岳救助に携わる組織として、県警の山岳救助隊以外に、主に民間の方々で構成する遭対協という組織があります。以下、県のHPより引用すると・・・
【長野県の山岳遭難防止・救助活動は、長野県、県警察、関係市町村などの行政だけでなく、山案内人や山小屋等と連携し、官民協働で推進してきた歴史があります。信州の山の安全を守るため、昭和38年に長野県山岳遭難防止対策協会を設立し、60年間にわたり山岳遭難防止・救助活動を担ってきました。】(以上引用)
今回は毎年行われている秋の訓練で、各地区の遭対協から数名ずつが参加されていました。
現場では山岳救助隊と連携して救助を行うということで、実践に即した訓練が行われていました。
遭対協のメンバーは、案内人組合の方や、小屋の従業員の方、また市町村の職員の方などもいらっしゃいます。
センターの周辺や、人工岩場、近隣の山中などで、班に分かれて訓練されていました。
班では、救助隊員が講師役を務めながら、ロープワークや搬送についての技術の実践が中心だったそうです。
そして、こちら、今朝の様子です。
よく晴れて北アルプスがよーく見えていました!
最近は、晴れて放射冷却になると、朝はもちろん氷点下!
シバレル空気の中、出発準備完了✨な救助隊員さんたちをパシャリ。
黒いはずのセンターの屋根も、霜で真っ白でした!
今日は最終日でしたが、早朝から訓練され、午後に解散となりました。
皆さま、3日間、本当にお疲れ様でした!