昨日は人工壁でクライミング講習が行われていましたが、
針ノ木雪渓では「第59回針ノ木岳慎太郎祭」が開催!
(ちなみに職員の半分は講習、半分は慎太郎祭へ出ておりました)
朝のスタッフ打ち合わせの様子です。
今年は登山隊スタッフがオレンジのビブスを着用。
スタッフとひと目で分かる工夫をしました。
ちなみに登山隊長は当センターのリーダーコース講師でもあるS氏。
峠へのスタッフ先発隊を率いるのは、同じく講師のK氏。
地元の祭典だけあり、多くの皆さんがかかわっています。
参加者も入山をし始める時間には、スタッフも安全管理を
しながら一緒に歩きはじめます。
昨日の午前中はかろうじて渡れた雪渓も、1日で
崩壊が進み、昨日、案内人組合の方々が設置した
木橋がないととても渡れない状況でした。
無事に、通称「祭典広場」に到着。
「3年前は、こんなに雪があったのに!」とLさんが
画像を見せてくれました。
9時半過ぎ、おごそかに、神事が執り行われました。
地元・若一(にゃくいち)王子神社の神主さんの
祈祷に合わせ、皆で、夏山の安全を祈願しました。
今年も多数の方にご参加をいただきました!
その後は、いよいよ峠への記念登山開始!
AEDやもろもろの大荷物を背負って登るのは
リーダーコース修了生でもあるSさん!
今年は例年より少し少なかったものの、スタッフ含めて
100名以上の大所帯で峠を目指しました!!
職員2名も登山隊を引率させていただきました!
もちろん、安全管理は、徹底します!!
センターのコースや、単発講習の受講者の方にも
毎年ご参加いただき、楽しいひと時でもあります。
こちらは、最後の急登。
8歳の女の子も頑張って登りました!!
最後の登りを頑張れば、峠はすぐそこに!!
峠ではそれぞれ思い思いに景色を楽しみました。
下山開始の点呼の後、各班の隊長から注意事項を
説明しているところです。
事故の多くは下りに起きるため、一層気を引き締めます。
絶景を楽しみながら下山!・・・と行きたいところですが、
この急坂に、おっかなびっくりの方も。慣れない方は、
スタッフのサポートを受けながら、ゆっくり下山しました。
途中には、ごろごろと大岩が落ちています。
当日の登山中も、落石が多くありました。
スタッフは常に周囲にも気を配るとともに、頻繁に
無線で連絡を取りながら行動しました。
こちら、木橋のポイントも、午前中よりさらに雪が解け、
安全のためスタッフがついて参加者のサポートを行いました。
Yさん、お疲れ様でした!
今年の慎太郎祭も、事故なく無事に終わることが出来ました。
参加された皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
夏山シーズンも、安全に楽しく山登りが出来ますように!!
ちなみに来年は、慎太郎祭は還暦大会となる【第60回】を迎えます!!
多くの皆様のご参加をお待ちしております~。