9月13日~14日に「登山者のための歩き方講座」を開催しました。
1日目は効率的な歩き方についての講義から始まりました。登山に必要な体力を把握し、加齢による平衡性や筋力の衰えのグラフに皆で自分を振り返りました。
次に写真撮影をして、姿勢チェックしました。自分の姿は意外と知らないものです。いつの間にか背中が丸くなってきたりしています。
午後からは、体力テストのセルフチェックで自分の現在の姿を見直しました。
また、階段の登り下りで、重心の移動の練習を行いました。
最後は体力づくりのメニューを行いました。
講師自作のスライダーで、登山に使う筋肉の鍛え方を練習しました。スクワットよりも効きます。
2日目は八方尾根で歩き方の実践練習を行いました。準備運動の後、ゴンドラで上部に上がり歩き始めます。
大きな石の段差の歩き方を、重心の移動や足の置き方に気を付けて練習します。
幸いに天気に恵まれ、秋の涼やかな風の中、気持ちよく登ることができました。
下りでは、足先から猫のように歩けるように足の置き方や、重心移動を練習しました。下りの技術は奥が深いと感じさせられます。
下山後、センターでストレッチングを行いました。入念に1つ1つの種目に時間をかけることが大切との講師の指導で、しっかりと行いました。
お疲れ様でした。
受講生の方々にとって、2日間で得たものは大きかったようです。ぜひ、お一人だけのものとするのではなく、ご一緒に登る方にもお伝えいただく「伝導者になってください」とお願いしました。
楽で効率的な登り方を会得して、楽しい登山をしましょう!