3月18日~20日の槍ヶ岳の写真が届きましたのでご紹介します!
※この時期の槍ヶ岳は厳冬期登山及び岩稜登攀の十分な技術、知識、装備が必要です。
安易に立ち入らないようにしてください。
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(登山者でにぎわう新穂高)
一日目はゆっくり出発して槍平まで。
二日目。
天気の予報が外れ、夜半から降り続く雪に難儀する。トレースはなし。
飛騨沢の雪の具合が良くないので中崎尾根に登り上げる。
稜線に出ると強風で身体が持っていかれそうになって真冬に逆戻りだった。
肩の小屋に到着しても穂先はガスと強風で登れそうもない。
リーダーの判断で、冬季小屋で一時間程待つ。
青空が広がって風が少し落ち着いてきた・・・。その隙にアタック!!
穂先から降りる時に、念のためロープを出して懸垂。
下山も飛騨沢は点雪崩や表層がみられた。
出来るだけ沢筋を降りずに中崎尾根沿いに、そして登り返しが無いように・・・
果てしなくトラバースで標高を下げていく。
うっすら積もった雪の下から突如出る岩にアイゼン引っかけないように歩く。
午後になり気温が上がってきた為一二歩出す度に大量のアイゼン団子に悩まされる。
それでも何とか二時半には槍平へ。時間はあったが、予定通りそのまま泊まることに。
翌日はゆっくり出発し、9時半には新穂高へ戻った。
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稜線は真冬の様相ということでしたが、無事穂先へ!充実の山旅となったようです。
最後になりましたが、写真と情報の提供をいただきました
松本山登会の皆さん、ありがとうございました!