先週の17日の日曜日から空気が一気に入れ替わり、朝晩この時期としては大変寒くなってきました。
山岳センターから見える後立山はご覧の通りの雪景色です。登山を計画されている方は、秋山というよりは冬山と思って、準備を怠らないようにお願いします。
さて、山岳センターでは、この10月初めから1ヶ月限定の「LINEで!登山相談」というサービスを始めました。
先日、下記の様な相談がありました。
「 友人に誘われて、10月下旬〜11月初旬に、立山か西穂高山荘〜西穂高岳の山歩きを計画しようとしているのですが、標高が高い山を歩けるかの不安と、素人がいけるような山なのか不安です。。。
ネットで調べると、簡単に登っている人もいるようにも思えるし・・・・」
上記の質問に対して、センター側では、最近積雪があったことを伝えるとともに、 「装備については、最悪の気象条件を想定してお持ちいただくことをお勧めします。冬用のウエア類、アイゼン等は必携です。冬用の登山靴も必要です。もちろん、天候の悪い時は中止してください。」 と回答しました。
この回等に対して、
「秋山ではなくアイゼンも必要な冬山の装備と意識が必須だということわかりました。今回は、安全第一でやめておきます。 」という内容の返信がありました。
質問された方は、「しっかり準備をする」ということのひとつとして、最新の山の状況について相談されてきて、今回はやめると判断されました。
「しっかり準備」という点では、いくつかの準備すべきことがありますが、直近の天気や、山の状況を確認するということは、安全登山にとってとても大切なことです。この時期は、山の状況によって装備も変わってきています。
ぜひ登山を計画される場合は、「しっかり準備」をしてから登るようにしてください。登山計画書をつくることも、その準備のひとつです。
「LINEで!登山相談」は、10月いっぱいの予定です。(また別の時期に再開する予定もありますよ)
「LINEで!登山相談」を、準備のひとつとしてご利用ください。