登山者の皆さんなら「日本三大急登」とか「北アルプス三大急登」と
いう言葉を耳にしたことがあると思います。
どの登山道を当てはめるかは諸説あるのですが、
どちらにも名前が挙がる「ブナ立尾根」は、
烏帽子岳に続く尾根の名前。
今年初めて、夏山入門コースでトライ!!
さて、朝、登山相談所のMさんに見送られて七倉を出発。
(七倉登山口では、こちらの相談所に登山届提出を!)
日本で2位の高さを誇る、ロックフィルダムの
「高瀬ダム」の堰堤までタクシーでビュン。
そこから歩き出します。
体操したり、SPO2を計測したり…、出発準備万端。
こちらは、濁沢の橋です。
先日豪雨で傾いていましたが、迅速に復旧されました!
奥ではヘリが荷揚げ中。(山すその白い点がヘリです)
さすが日本三大急登に名が上がるだけあり、標高を
一気に上げていきます。
足運びや体重移動など、講師が一人ひとりに指導しながら
少しずつ標高を上げていきます。
ブナ立尾根は、標識がとてもいい目安になります。
標高差約100mごとに標識が設置されていて、
取り付きが「12」。小屋が「0」です。
小屋=「1」じゃないので、上でがっかりしないように!(笑)
この日も蒸し暑い日でした。
しかし、セミたちは元気に鳴いていましたよ~!
それにしても、したたる汗・・・
羽がある彼らがうらやましい・・・
とはいえ、稜線手前まで樹林帯なので、風さえ抜ければ
爽やかです。ただし、木の根っこには注意が必要。
ちょっと隠れキャラ的?番号を見つけて、「よし!」
ちなみにこちら、3番。カウントダウンも大詰め!
とはいえ、この先稜線まで、またぐっと勾配が急に。
そんな急坂にも負けず、皆さん元気な笑顔です!
そしてついに最後の「1」で、こちらの班は最後の休憩。
地図とコンパスで現在地の同定を行っています。
疲れも忘れて、真剣に取り組んでいましたよ!
そしてついに!!
常駐隊のお二人に迎えられ、小屋に到着!
しっかりとクールダウンの体操を行いました。
(写真奥のオレンジ&黒色の服の常駐隊のお兄さん方も
体操に加わってくださいました!
いろいろありがとうございました!!)
その後、それぞれツェルトの張り方や、スリングの使い方などを
学んで、1日目の講習が終了しました。
美味しい夕ご飯をいただき、夕暮れなど楽しんで、
ふかふかのお布団に入りました。
明日はいよいよ、烏帽子岳の山頂を目指します!