昨日5/7の、常念岳の写真とレポートが届きました!Kさん、ありがとうございます!
※この冬は雪が多かったですが、雪解けも早いようです。ただ、天気によってはまだ、雪も降りますので、最新の情報を確認して安全第一で行動しましょう!
※以下レポートです。
一ノ沢から常念岳へ
笠原沢出合までほぼ雪はない。
そこを過ぎてしばらくすると雪上歩きとなりアイゼンピッケルを装備。
踏み抜きに注意しながらスノーブリッジを渡りピンクテープを目印に進む。
胸突き八丁手前では左手の沢からの雪崩れ痕が見える。
デブリの上を進み夏道と合流し、胸突き八丁下の雪渓へ。
ここから斜度のある雪渓登りとなる。
この日は気温が高くアイゼンの効きづらい雪質で転倒滑落する方もいた。(5メートルほどで停止し大事には至らず)
午前中は上5センチほど、午後は上10センチほどが水を含んだザラメ状となり、甘く踏み込むとズルズルと崩れる。
たまに小石が落ちてくるため落石にも注意を払った。
常念乗越から常念岳山頂までは、山頂直下にわずかな雪がある程度でアイゼンの必要な程の雪はない。
また、耳を澄ますと所々で雷鳥の鳴き声が聞こえた。
風も弱く穏やかな山頂からは360度の絶景をゆっくりと楽しむ事が出来た。
(登山日 2022年5月7日)