南極・・・
そう聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
ペンギン、昭和基地、白夜、はたまた、「料理人」・・・?
(ちなみに私は、「タロとジロ」。)
今回は、そんな南極から3月に戻られた、夏隊・設営一般の水谷さんが
事務所に立ち寄ってくださいました!
★南極観測の詳しいことについては、
水谷さんは第56次日本南極地域観測隊・夏隊員として
南極に行ってこられたそうです。
貴重なお写真を提供いただきましたので、ご紹介します!
まずは、砕氷船「しらせ」から見た景色を・・・
わー、まさに[砕氷]船ですね!
ところで、この「しらせ」、どうやって氷を割って進むかご存知ですか?
比較的薄い氷は、船の進む推進力によって、砕きながら前進するそうです。
しかし、厚い氷の場合は、ちょっと違います。
少し下がってから前進し、氷に乗り上げる → 船の自重で氷を砕く
ということを繰り返して進んでいくそうです。
こちらが船の甲板からブリッジを見上げたところ。
太陽がまぶしい!
この甲板、サッカーでもできそうな広さですね。
このように・・・
ヘリが悠々と離発着できる広さですから、
実際に見るともっと広いんでしょうね。
そして、船の外には・・・
でっかい山!!!
山は山でも、そう、「氷山」です。
ひとつひとつが、島のように見えるほど大きいそうです。
よく「氷山の一角」・・・なんて言いますから、海の中の部分は
いったいどれほど大きいんでしょうね~。
一方、こんな景色も・・・
これぞ、南極!!
一面、見渡す限り氷・氷・氷。
ホワイトアウトしたら大変ですね・・・
というわけで(?)、日本の冬山でもおなじみ、「赤旗」が!
こちらは、設営されたテントの様子です。
(センターにもこのテント、あるような・・・)
それにしても、見渡す限りの大氷原ですね。
足元のシュカブラ(雪紋)からも、自然の厳しさが見て取れます。
このまさに極限と言える厳しい環境の中にも、
アザラシやペンギンたちが力強く生きているなんて
すごいなあと感心してしまいます。
初夏の陽気を感じるここ日本で、遠い南極に思いをはせた
ひとときでした。
水谷さん、ありがとうございました!
また是非、貴重なお話を聞かせてくださいね!!