19日(火)、21日(木)の2回にわたって、学校登山の
引率者を対象とした研修会を行いました。
1回目の19日は、八ヶ岳・硫黄岳山荘の浦野さん、
2回目の21日は、唐松岳頂上山荘の中川さんに、
それぞれの山域における学校登山の様子や、
「山の魅力と安全登山」についてお話していただきました。
その後、危急時対策として、ツェルトの利用の仕方、
ザックを使った簡単な搬送方法について、実技を交えて
学びました。
午後はトランシーバーの有効な活用の仕方について、
役割や使用時のシチュエーションを設定して練習を行いました。
最後に、先日センターが発表した「長野県の中学校集団登山における
生徒の意識調査」について職員が解説した後、各学校の集団登山への
取組について参加した先生から意見をいただきました。
先生方からは、
「まず先生が登山を楽しむことが大事」、
「登山の目的をしっかり据えて、それを生徒に伝えることが大切」、
などの意見が出ました。
長野県では、7月中旬から学校登山のシーズンを迎えます。
今回の研修会が、生徒の皆さんが楽しく登山が出来る、その一助と
なることを願っています。