28,29日に、所長が他の機関の皆さんと夏山登山道
状況調査に行ってきました。
この時期、稜線は花盛り!
特に、白馬岳は花の山として有名ですね。
白馬尻の手前の、キヌガサソウ群落。
キヌガサソウは大きくて見ごたえありますね。
白馬尻にて。
平日にもかかわらず、大雪渓には1000人を超える人が
入山していたとか。さすが人気のルートです。
歴史を感じる道標。
白馬山頂(4㎞)雪渓末端(3㎞)猿倉
1969,10,15兵庫県立神戸高等学校
との表記があります。
大雪渓を登るときはガスがかかっていました。
それでも、多くの登山者が登っているのが見えます。
関係者の話では、落石は例年より少し多めでは
ないかとのことです。
特に雪渓上では音もなく落ちてきますので、十分注意しましょう。
あと一息で小屋!
若い方が比較的多く、カラフルなウェアが目立ちました。
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翌日は、朝から青空が広がりました。
白馬山荘ではヘリの荷揚げが行われていました。
今日は10回も飛ぶ予定だそうです!
頭を雲の上に出しているのは・・・剱と立山。
こちら、三国境付近の二重山稜。
そして、主役の花たち。
チシマギキョウも日光を浴びて花開いています。
この砂礫地にはコマクサも。
すぐ隣の蛇紋岩地には全く咲いていなかったそうです。
タカネナデシコも満開。
見分けるのがちょっと難しい、白い花たちも・・・。
こちらはタカネツメクサ。
北アルプス北部に分布する、クモマミミナグサ。
可憐なイワツメクサ。
そして、早くも秋の訪れを感じさせるこの花・・・
トウヤクリンドウにも出会いました。
8月の声を聞くと、だんだん夏から初秋の花たちが
主役になってきます。
短い山の夏、めいっぱい楽しみましょう!