皆さんは、「春一番の花」と聞いて、何を思い浮かべますか?
黄色系なら、フクジュソウやロウバイ、マンサクなど、
白なら、タムシバやコブシ、ミズバショウ・・・といったところですかね。
そんな「春一番」を探しに、今日は大町市内の「宮の森自然園」へ行ってきました。
ちょっと見づらいですが、木道の横に茶色いぽつぽつ・・・
ザゼンソウです!
ちょっと地味ですが、こちらも春を告げる花。
その名の通り、本当に僧侶が座禅組んでいるように
見えますよね。
このザゼンソウ、「発熱植物」としても知られていますね。
外がマイナス10度でも、花序(中の花の部分)は20度も
保つというからすごい!周りの雪を溶かして咲くわけです。
多くのザゼンソウが、ちょうど見ごろでした。
次はミズバショウが目を楽しませてくれることでしょう。
園近くの小川の横には、ワサビの花も。
ふと用水路を覗くと、こちらも開花!!
バイカモ(梅花藻)です。
冷たい水の中で、よく元気に咲いているなあと感心。
コブシのつぼみもだいぶ膨らんでいました。
いよいよ春だなあ・・・と思っていたら・・・
雪が舞ってきました。
ベタ雪だったのですが、1時間ちょっとで・・・
大分白くなりました。
予報では、県内は明日はまた冬型の気圧配置、雪ももう少し
降りそうですね。
これまでは暖かい日が続いていました。
山では雪溶けが進んでは凍り、表面がかたくなっている
ところへの、この降雪となりそうです。
特にBCでは、久しぶりの新雪!と喜びたくなる・・・ところですが、
雪崩には「十二分に」注意しましょう!