ホーム情報・イベントブログ北アルプス誕生の秘密に迫る...

北アルプス誕生の秘密に迫る(「北アルプスの成り立ちpart2」)

ずいぶん遅くなってしまいましたが、10月3,4日に

信州大学理学部の原山先生を講師に招いて上高地で開催した

野外活動講座「北アルプスの成り立ちpart2」の様子をお伝えします。

どのような地殻変動によって北アルプスが形作られ、今の姿に

なったかを、実際に現地を歩きながらひも解こうという講座です。

まずは初日。上高地に集合した後は、先生のお話を

聞きながらの探索です。

PA031676

こちらは有名な「ウォルター・ウェストン」の碑。

この碑の設置された岩盤は、地上に出ているものの中で

なんと世界一!若い花崗岩だそうです。

PA031681

正面に見えるのは岳沢。

PA031691

こちらは大正池から焼岳です。

好天に恵まれて、山並みもくっきりと見えました。

PA031698

参加者の皆さんは、時折メモを取ったり、写真を撮ったり

しながら、興味深そうに先生の説明を聞いていました。

—————————————————

さて、翌日は徳本峠への登山です。

PA041712

明神岳も秋半ばで色づいていました。

PA041717

徳本峠までは、なかなかの急傾斜。

一歩一歩、歩を進めます。

PA041721

そして、全員で無事に徳本峠に到着!

正面には明神が良く見えました。

この後、往路をたどって上高地まで下山して、

解散となりました。

長い長い地球の歴史の中では、飛騨山脈や上高地が

形作られたのはつい最近なのですね!

これからは、また違った切り口で山を眺めることが出来そうです。

講師の原山先生、参加された皆さん、お疲れ様でした!

———————————————–

ところで。

徳本峠で、サプライズ?!な出来事がありました。

PA041725

こちらプロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんです!

昨年、日本百名山のひと筆書きを完成した田中さん、

現在は日本二百名山の一筆書きに挑戦中!

徳本峠から登る霞沢岳が二百名山なので、ちょうど

お会いできたわけです。

PA041732

登りも下りも軽やか~にこなされていました。

(ちなみに10日に針ノ木岳に登頂されてから

富山方面へ、今日は奥大日岳に行かれたようです)

今後もお気をつけて、一筆書きを達成してくださいね!

北アルプス ライブ映像

施設利用

宿泊施設や人工岩場などの利用方法・案内はこちら

施設空き状況

各施設の空き状況は下記リンクからご覧ください。宿泊・センターの利用についてはお問い合わせください。