9月2日に今年度2回目の高校スポーツクライミング教室を行いました。昨年度参加した人もいましたが、初めての人も多く、「新しい体験に挑戦!」という教室になりました。
最初の講義は、初めての人に焦点を当て、前回の教室よりも時間を取って行いました。講師のリードのデモクライミングに見入る姿が印象的でした。
ロープやカラビナ、確保器などの説明も行いました。スリングが静加重2トン以上に耐えることを知ると驚いていました。
今回はトップロープクライミングが中心なので、リードクライミングの確保との違いを講師のデモで確認しました。
いよいよクライミングに挑戦です。ハーネスやヘルメット、クライミングシューズなどの装備の貸出後、班ごとに分かれて 、まず8の字結びを練習しました。
基本的に3人1組になり、「登る人」「確保する人」「確保ロープの後ろを持ってバックアップする人」の分担を決め、登り始めました。声を出し、コミュニケーションをしっかり取りながら登ります。
最初に少し登って、ロワーダウンの練習をし、その後より上に向かって挑戦しました。壁にしがみつかないように、足に加重をかけ、腕は壁の方に伸ばし加減で足元が見えるくらいにします。
終了点に着いたら「テンション」と声を掛け、ロープを張ってもらい、その後下降に移ります。最初は声が小さかった人も、だんだんと大きな声が出るようになっていきました。
役割を交代しながら、午前の教室を終えました。
午後は場所を移りながら登りました。回数を重ねるごとに、登り方や確保の仕方が上手になっていきました。さすが高校生! 吸収が早いです。
顧問の先生方も負けてはいません。高校生が跳ね返された壁に果敢に挑戦する姿が見られました。 ガンバ!!
小笠原付近にある台風が心配されましたが、雨が降ることもなく、涼しい中で楽しくクライミングをすることができました。1日お疲れ様でした。