土日の2日間は、冬山登山の基礎知識を学ぶ机上講習を開催!
会場周辺は…
「?!」と思った方、すみません…
実はこれは去年(2015.11.28)の講習時の写真です。
時期的には一週間早かったのですが、雪がありました。
本日は…
雪は全く無し!昨日に続き、山がよく見えました。
よく見ると、山の雪も上の方だけですね。
生活するには楽ですが、そろそろスキー場や山には雪が降って
欲しいところですね。
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さて、昨日の講習の様子です。
センターの講師でアドバイザーでもある、東先生の講義から。
「冬山登山の魅力とリスク」についてです。
冬山登山におけるリスクに対する分析や、その評価、
対応策などについて、具体的事例も上げつつ話していただきました。
後半は、積雪期特有のリスクとも言える「雪崩」についてです。
雪崩の種類など基本的な知識、また、危険地帯通過前の準備や
対処方法について講義がありました。
その後は、雪崩ビーコンの特性や扱い方について学びました。
途中、屋外での実技講習も行いました。
初めてビーコンを手にした方も多かったですが、基本的な機能
や扱いについて理解を深めました。
雪崩には遭わないことが一番ですが、雪山に入る以上は、
万が一への備えも、しっかりとしておきたいものです。
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さて、続いて本日の様子です。
午前中は、国立登山研修所講師の佐藤さんを講師にお迎えし、
冬山の装備について学びました。
実際に装備を手に取りながら、それぞれに必要な機能、
目的に応じた選び方などについて、詳しくお話を聞きました。
これから購入したい、という方も多く、たくさんの質問にも
答えていただきました。特に、冬山装備はお値段も高いですので、
今回の話を参考に、より良い装備を選んでくださいね。
午後は、気象予報士の花井さんから、気象について
講義がありました。
天気図を使って、今後の天気を予測したり…
窓の外に見える、雲の観察も行いました。
ちなみに、今日の雲は高層雲。天気は下り坂。
受講された皆さん、分かりましたか?
その他、登山時に使えるサイトやその使い方、また「気象遭難」に
遭わないための準備について、実際の遭難例を交えてお話をいただきました。
冬の天気の特徴や、天気図や予報への理解が深まったのではないかと思います。
二日間、内容がギッシリでしたが、受講生の皆さんいかがでしたか?
学んだ内容はぜひ!復習していただき、この冬も安全に雪山を楽しみましょう!
受講された皆さん、お疲れさまでした!