本日、職員が爺ヶ岳に行ってきましたので、
晩秋の稜線の様子をご紹介します。
(写真はクリックで拡大できます)
このところ、天候が安定している大町市。
今日も青空に恵まれました。
「小屋が見えた!!」とテンションが上がるところが、
「あんなとこまで・・・」とテンション下がりました・・・
気を取り直して稜線を目指します。
ガラ場の様子です。比較的歩きやすい柏原新道ですが、
この前後は特に注意が必要な場所です。
去年の「北アルプスの成り立ち」の時には、このガラ場が
ポイントになっていました。
岩の色が分かれているのが良く分かりました!
皆さんも通るときにチェックしてみてくださいね。
ふと視線を感じてみてみると、カヤクグリが3羽。
愛想もよく、好奇心旺盛なところから、若鳥かも?
そして、やっと小屋が見えました!
小屋で小休止を取り、爺ヶ岳南峰を目指します。
小屋の向こうには立山・剱が!
うっすら白いのが分かります。
最後の急登をこなせば、南峰頂上。
鹿島槍の雄大な姿が見えました。
爺ヶ岳南峰・南尾根の向こうに、蓮華岳、針ノ木岳。
左手の一番奥には、槍ヶ岳も!!
ズームイン↓
こちらも、うっすら白くなっているのが分かりました。
本日は午後から勤務のため、南峰までで我慢。
下山を開始します。
種池小屋も先日、営業を終了しています。
下山中に、針ノ木岳のあたりにヘリが飛んでいました。
救助ではないようでした。
何度か旋回していたので撮影でしょうか?
ヘリから見ると、絶景なんでしょうね~。
登山口に戻ると、すっかり日が差して、終わりかけですが
紅葉が美しかったです。
稜線では、日差しは秋でしたが、富山方面から吹く風は
すっかり初冬の冷たさでした。
————————————————————
この時期は多くの小屋は閉まり、日の入りも早くなっています。
また、下界で雨が降れば上は雪になる季節です。
余裕を持った計画、十分な装備で入山ください。