冬山登山に向けて基礎的な知識「読図、気象、雪崩、登山計画」を学ぶ講習が、
12月9日から10日までの二日間開催されました。
初日、センター職員の地図の講義を受けた後、読図の実技に。
地図読みは習うより慣れろです。
スタート地点で整置をしています。
正しい整置ができているか、講師が一人一人確認をし、
講義で学んだコンパス「1・2・3」で確認し次の目標に向かって出発です。
ツェルトを張り休憩取をっている班、現在地を確認している班
ポイントは10ヶ所あり、皆さんポイントを見つけると、コンパスの示す方向が正しいことを
実感していました。
すべての班が10ヶ所のポイントを発見しセンターまで時間内に戻ってきました。
だいぶ地図とコンパスに慣れたようです。
後半もセンター職員による「冬山登山の魅力と冬山に潜むリスク」の講義がありました。
講義の後、各班で、冬山登山のリスク管理ということで討議をし、発表をしました。
講習2日目、雪崩の基礎知識の講義を村上講師から受けています。
全体でビーコンの受信範囲の確認をしています。
その後各班に分かれて、雪崩ビーコン操作訓練をしました。
ファイナルサーチ(クロス方法)の説明を受けています。
まとめとして、仲間の一人が雪崩に巻き込まれたとの想定で、
捜索方法を全体で考え、ディスカッションしました。
午後は、危急時対策としてのシート搬送の方法を確認しています。
最後に班に分かれ、次回講習に向けて冬山登山の計画を作成しました。
次回は年明けの2月になります。
体調を整えて万全な体調で望みましょう。
2日間お疲れ様でした。