ネパールトレッキング報告、第3弾です!
前日は、濃い霧で、山を見ぬままタンボチェに到着。
一夜明けて・・・
昨日訪れた寺院の前からの風景もこの通り!!
白く輝く山々がそびえていました。
早朝からしっかり働く、ゾッキョやヤクの姿も。
(ゾッキョとヤクは似ていますが、ヤクの方が
毛が長いのですぐわかります。)
宿周辺も冷えこみが厳しく、樹氷もついていました。
ガイドによると、「天気予報が曇りだったので、上出来の天気だ!」とのこと。
さて、冷えた朝でも、野鳥は元気に飛び回っていました。
トレッキング中、よく見かけたこの鳥。
ツグミくらいの大きさで、ガイド曰く「ナマケ鳥」との
愛称があるそうですが、元気に赤い実をついばんでいました。
鳥といえば・・・ネパールの国鳥を紹介していませんでした!!
(photo by Dawa Sherpa)
こちらの鳥。名前はダフェです。日本語ではニジキジ。
名のとおりキジの仲間で、虹色が大変美しい鳥です。
標高3,000m~5,000mくらいの森林地帯でよく見かけるそうです。
(トレッキング中に一度見かける機会がありましたが、暗くて
撮影がうまくいかなかったので、写真はガイドが以前撮ったものを
送ってもらいました。)
さて、寒い早朝散歩から戻ると、ロッジはぽかぽか。
たいていのロッジでは、食堂などで薪ストーブを焚いてくれています。
人が集めて、人が運ぶ薪は、大変貴重なもの。
そして、乾燥したヤクのフンも貴重な燃料。
写真は、ロッジの方とポーターが、ストーブにフンを
投入しているところです。
朝食をとったら、いよいよ帰路につきます。
名残惜しいですが、タンボチェを後に。
(写真はクリックで拡大)
崖の下の方に何かいるのが分かりますか?
ヤマヤギです。近年数が減っているとか。
見かけるときは、崖の危険な場所にいつも佇んでいました。
ナムチェを過ぎ、2重の橋のところまで戻りました。
なかなか高度感がありますね。橋にはたいてい、
タルチョと呼ばれる旗がつけられ風にたなびいています。
帰り道もやはり、時々「働き者」のみなさんに道を譲りながら・・・
街道沿いでは、地震の影響を受けている家屋がまだ多くみられました。
写真の家屋は、裏山からの落石で大きな被害を受けたそうです。
壊れたままの家のほかに、立て直している家や新築中の家も
数多くありました。
時折とおる村の中では、レストラン以外にも、
小さな商店があって、トレッカーや村人の必要なものが
売られています。
かわいいお店番がいたので、思わずパチリ。
どんどんと標高を下げて、ルクラまで戻ってきました。
道の真ん中で昼寝をむさぼるわんこファミリー。
平和な風景です。
ルクラの街中には、あの有名なコーヒーショップが・・・?!
本物どうか・・・は聞かないでくださいね!!
さて、またまた怖いルクラ空港?からセスナに乗り、カトマンズへ。
さようなら、エベレスト街道。
さて、飛行機の中からは、山々と同時に眼下に広がる
農村も目を引きました!!
見てください、この素晴らしい棚田!!
上から見ると、段々が良く見えて面白かったです。
さて、次回はエベレスト街道を離れての「番外編」。
ネパールの2大都市・カトマンズとポカラについて
お伝えしたいと思います。