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「チベットから①」(「ビスタリ山ある記」(20))

★今回のビスタリは、チベットから!★

現在、山岳センターの杉田が、西蔵(チベット)の未踏峰登頂を目指し、

遠征中です。

これは、長野県山岳協会と中国西蔵登山協会が、友好兄弟山岳協会協定を

結んで昨年で30年になるのを記念して行う合同登山隊に参加しているものです。

友好兄弟山岳協会協定書はこちらからご覧いただけます)

9月2日に出発し、9月末帰国予定。アタックは中旬の予定です。

通信環境等にもよるのですが、杉田の報告が海を越えて飛んできましたら

「チベットから」と題して随時送りたいと思います!

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台風21号が、通過したと思ったら、北海道では大きな地震が起きて、日本は大変なことになっているようですね。被害に遭われた方にお見舞いを申し上げるとともに、少しでも早く復旧が進むことを祈っています。

チベット登山隊は、台風が来る前の9月2日に、成田から出発し、北京で1泊した後、3日の昼過ぎにチベット自治区の首都ラサにつきました。ここは、標高3,600m。

8月までの雨季が空けたばかりの青空が広がっていました。

飛行機で来て、いきなりこの高度に降り立つと、高度障害を起こす人も多いのですが、事前に高所順応トレーニングをやってきたこともあって、全員問題なくラサ市内のホテルに入りました。

IMG_0136

(写真はラサのホテルと青い空)

4日は、今回の合同登山の相手方、チベット登山協会のオフィスに行って挨拶とうちあわせ。5日は、高所順応と風土順応を兼ねて、ラサ市街の北にある、山岳博物館の見学。この間、誰も体調を崩す人はいなくて一安心です。

9月6日、今回の登山に参加する、チベット側隊員と、長野側隊員、関係者が、記念撮影をした後、車5台を連ねて出発。この日は、ラサから、280kmほど西のシガツェまで移動です。シガツェの標高は3、800m。

チベットを東西に横切って流れる大河ヤルンツアンポーに沿ってつけられた、国道318号線を進みます。着いたのは北京時間で午後3時。日本より1時間遅れています。

とりあえずここまで。これからトレーニングです。

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