本日は、高校の山岳部顧問などを対象とした「登山部顧問等安全登山講習会」に職員が参加しました!
会場は、塩尻市にある長野県総合教育センターです。
例年、冬山シーズン前のこの時期に、高校の顧問や指導者の方を対象に実施されているものです。
信州の北から南まで、多くの高校から参加がありました!
午前中は、調理実習!暑いくらいの日差しの中、屋外で行いました。
センターでも講師を務めていただいている、フードコーディネイターの上村ちあきさんが指導をしてくださいました!
今回は、手早く出来て美味しく、栄養価も高い!そんなメニューを教えてもらいました。
2班に分かれ、いざ、調理開始!!
食材の工夫や、調理時間短縮など、山ならではの料理のコツ、たんぱく質をしっかる摂るための工夫など、ご自身も登山好きな上村さんならではの視点からもご指導いただきました。
普段、生徒さんたちと山に入っている先生方、さすがテキパキ動かれていましたよ!
そして、あっという間に2品が完成!!
豚の角煮を使った炊き込みご飯と、お餅とペンネを使ったラザニアです。
手間もかからず、あっという間にできたのに、とてもおいしく見栄えもよい!!
昼食を兼ねた試食では、「これなら、家でも作りたい!」と大好評でした。
午後は、主に冬山登山の安全対策についての講義と実技を行いました。
高校登山部の指導経験も長く、ご自身でも頻繁に雪山に入られている大西英樹さんが、主に雪のある山で安全に楽しく活動するためのポイントを講義してくださいました。
実際の装備などもたくさんお持ちいただき、非常に分かりやすく、参考になる点がいくつもありました。
後半は、センター職員が、「登山のヒヤリハット事例に学ぶ」と題してお話しました。
先生方から、過去に経験されたヒヤリハット事例なども出していただき、職員としても勉強になりました!
途中、特に、冬季に積極的にツェルトを活用してほしいという内容で、実技も行いました。
最後に、意見・情報交換会をして、1日の講習会が終了となりました。
安全な活動に万全を期しながら、生徒たちに楽しく活動してもらうための、先生方のご苦労を少しだけ垣間見ることが出来ました。
職員としては、その真摯で前向きな情熱に、大変刺激を受けた1日となりました。
日々の山岳部活動の中で、ぜひまた、山岳センターも活用いただければと思います!
参加された先生方、そして主催の教育センターの職員の皆さま、ありがとうございました!
(帰りには、北アルプスが一望できました)