昨日は、講習の下見で高瀬渓谷・湯俣へ。
明け方までかなりの降りでしたが、少し雨が弱まるのを待って出発!
七倉駐車場から、タクシーで高瀬ダムへ。そこから歩きだしです。
(アスファルトの道を歩くと1時間半~2時間くらいかかります。
ただ、七倉ダムの大きさはよくわかります!)
平坦な道をてくてく歩いていくと、途中ダムがあります。
この業務用管理駐車エリアまでは平坦な道。
「ここから登山装備が必要」との表記があり、ここから
多少アップダウンのある道に。
途中、木道が破損していますが、通行できるように
補修されていました。
木々は少しずつ秋の装いに。
オオカメノキは赤い実をつけ、カツラの葉も落葉し始め、
カラメルのような甘い香りがただよっていました。
こちらは「名無避難小屋」。
名が無いわけではなく、隣を流れる「名無沢」が 小屋の名前の由来です。
登山道はこの冬の豪雨や、7月の雨で損傷している箇所が
ありますが、先の場所も含め通行できるように補修されています。
ただ、滑ったりしないよう、注意が必要です。
一旦晴嵐荘前を通り過ぎ、噴湯丘方面へ。
こちらの橋、昨年は通れず、今年も7月の豪雨で
「耐風索が破損して横揺れするため、
自己責任で 一人ずつ渡ってください」との表記がありました。
通行する方は「自己責任」で注意して渡りましょう!
橋を渡りきると、お社のあるちょっとした岩場があり、
ここを下って河原に出ます。
ロープはありますが、注意が必要です。
この先の正面、湯気が上がっているあたりに噴湯丘があります。
以前は、河原の右岸(写真の左側)に河原があって、
歩いて噴湯丘近くまで行けたのですが、今はこの通り。
川幅が広くなってしまって、渡渉が必要です。
ちなみに、 昨日は雨でかなり増水しており、
とても渡れる状況ではありませんでした。
ただ、天候や季節により水量もかなり変わりますので、
タイミングが良ければ渡れるかもしれません。
(※安全確保のために、渡渉の技術・装備が必要な場合が
あります。 ひざ下程度の水量であっても、渡渉の技術が無かったり、
水量等に よっては押し流されてしまいます。
安易に川に入ったり、無理に通行しないようにしましょう。)
一旦、晴嵐荘まで戻って、展望台まで竹村新道を登りました。
急登ですが、噴湯丘付近を見渡せる良い場所です。
天気が良ければ槍ヶ岳が見えるのですが、
昨日はガスの中。
再度、晴嵐荘まで戻って、お風呂を下見?!
泉質は最高ですよ!
晴嵐荘前のテント場も、土砂の堆積によりかなり広くなっています。
砂地のようになっていて、テント泊するには快適?!
帰りもやはり雨の中、高瀬ダムまで戻りました。
昨日は、本当に多くのヒキガエルに会いました。
ぼーっと歩いていたら踏んでしまいそうなぐらい出没していました。
カエルには嬉しくても、人間にとっては雨はいまいちでしたが、
センターには「下見が雨なら本番は晴れ!」というジンクスがあります!
週末は予報も上々♪
湯俣の講習に参加される皆さん、八ヶ岳の講習に参加される皆さん、
元気にお会いしましょうね!!