八ヶ岳・阿弥陀岳北稜の写真をご紹介します!
※なお、こちらのコースは一般登山道ではありません。
厳冬期の登山及び岩稜の登攀技術と知識、装備が必要ですので、
安易に立ち入らないようにお気をつけください。
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前日、美濃戸口にて仮眠。
まだ暗いうちに、必要な登攀用具を持って出発。
行者小屋に到着すると、風はないものの、気温は低い。
行者小屋より赤岳方面との分岐を阿弥陀岳に向かい、途中から北稜に取りつく。
雪は締まっており、特にラッセルもないので快調に進む。先行は1パーティーのみ。
ルート上に黒い大岩が現れ、ロープを出す。
岩の正面から雪壁を登り、細いリッジを登る。
リッジは数メートルであるが、両側が切れ落ちているので、少し緊張する。
その後はロープを解き、阿弥陀岳の頂上着。
北アルプスから富士山まで周りのすべての山が見渡せる。
計画では赤岳から硫黄岳まで縦走予定であったが、前日からの時間変更のため、行者小屋へ下りることにする。
行者小屋から赤岳鉱泉を経てジョウゴ沢に入る。
あまり人がいなければF2を登る予定であったが、3パーティーがトップロープを張っていたため断念して、F1で練習をした。
赤岳鉱泉のアイスキャンディーは盛況で、これだけを登りに来ているらしい人も多くみられた。下山は北沢を下った。
3連休の初日のためか、多くの入山する方とすれ違った。
下山途中からの林道は小屋の方が圧雪したのか、大変歩きやすかった。
夕刻、美農戸口に到着した。
(山行日:3月18日)