長野県山岳総合センターは、安全登山の普及・啓発に関する各種事業を行っています

「コロナまだまだ・・・」(「ビスタリ山ある記」(39))

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

4月7日に7つの都府県に緊急事態宣言が出されました。人と人の接触を8割減らせば感染拡大を押さえ込むことが出来ると言われています。このウイルスはワクチンがまだ無いので、人から人への感染経路を絶つことしか有効な対策がありません。でも私の場合は、3月までは週5日出勤していたのを4月から週1日にしたので、人との接触8割削減をクリアして、空いた時間は山とスキー三昧でいこうと気楽に構えていました。

しかし、1ヶ月我慢すれば収束するのではないかという期待を打ち砕くように感染者は全国で増え続け、4月16日には緊急宣言の対象が全国に拡大されました。五竜・八方尾根・栂池のゴンドラ・ロープ-ウエーも閉鎖。県内多くの山小屋は5月連休の営業を中止することを発表しました。一旦開通した立山黒部アルペンルートは15日に開通するも、18日から再び閉鎖されました。

21日は日本山岳・スポーツクライミング協会など登山4団体が連盟で5月連休登山を控えて、登山自粛養成を出しました。これはあまり気楽にしている訳にいかなくなりました。

私の性格としては、ステレオタイプで外出自粛とか登山自粛と言われると反発したくなるのですが、今回ばかりは状況が違うように思います。このウイルスは潜伏期間が長く、発症していなくても人にウイルスをばらまいてしまいます。PCR検査はキャパが不足していて受けられないので自分が感染しているかどうかわからない。地域によってバラツキはあるようですが、東京やその周辺では既にかなりの人に感染が拡がっていて、医療機関のパニックが一部で始まっています。

社会の構成員としては、今は我慢して自分が感染しない、人に感染を広げないことに徹しないといけません。登山はその範疇を超えるのではないか。さらに登山は事故のリスクがあります。万が一事故を起こすと、捜索・救助・医療に大きな負担をかけてしまいます。新型コロナウイルスを封じ込めるために最前線で頑張っている人たちの足を引っ張ってしまいかねません。今は「人の多いエリアでの登山」、「危険な登山」は慎まなくてはなりません。通勤が無くなって残雪の山で遊び倒そうという夢は鍋倉山スキーに行っただけでしばらくお預けです。

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【鍋倉山】

4月11日(土)。テント泊でのスキー山行を計画していたのですが、首都圏に緊急事態宣言が出てテント泊はまずいだろうと、日帰りの鍋倉山に変更しました。鍋倉山は標高が低いので4月になると遅いのですが、この日は2日前に新雪があって楽しく滑ることが出来ました。

(きれいな雪。左の尾根を回り込んだ奥に頂上)

(頂上直下は結構な急登。奥に日本海が見える)

(林間を滑ります)

(楽しんだ後は修行が待っていました)

 


Updated: 2020年4月24日 — 8:09 PM

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