長野県山岳総合センターは、安全登山の普及・啓発に関する各種事業を行っています

強風の黒沢尾根!(講習下見)

今週末から、例年センターが厳冬期の講習場所として

利用している「黒沢尾根」での講習会が始まります。

今日は、その下見へ。

黒沢尾根は、五竜岳遠見尾根の支稜。

鹿島槍スキー場の上から入ることが出来ます。

今シーズンは、一番上のリフト(第10P)が平日は動いていません。

スキー場に確認したところ「ハイクアップして良い」とのこと、

スキーにシールをつけて登ります。

出発前は、「今日は深雪だから、大変だなあ・・・」と

思っていましたが・・・

ありがたいことに既にトレースあり!!

楽にゲレンデトップに上がることが出来ました。

今日は、山に入る場所にもトレースがしっかりでした。

(※この先は完全に登山・BCの領域です。

装備、技術、知識のない方は安易に立ち入らないでください)

しっかりしたトレースを作ってくれているのは、

バックカントリーを楽しむスキーヤーたち。

今日は外国人の方ばかりでした。「今日、何回目?」

と聞くと「3回目!!」と答えるつわものも(笑)

日中は晴れていましたが、時折叩きつける強風は

厳冬期ならでは。

積雪量の割に、今年は雪庇が大きめです。

このところ風が強い日が多かったからでしょう。

途中で、トレースがなくなり、自分で道を!(笑)

スキーを履いていれば、深くても足首上くらいで、

さほど苦労せずに済みました。

とはいえ、雪が非常に柔らかく、スキーを脱いだ途端に

太もも上まで埋まります・・・

途中、上の雪庇がブロック状に崩れている部分が。

いわゆる小規模ながらブロック雪崩です。

風が強いので、飛ばされた雪の塊がパラパラと落ちる様子も

見られました。

こちらは、通称「ボトル台地」付近で積雪量を確認。

200~220㎝程度でした。

ここまでの稜線は概ね160~180cm。

吹き溜まった場所は、3mを優に超えていましたが、

雪がとにかく柔らかい!最近になって新雪がどっと

積もったことがうかがえます。

雪洞を掘るためには、もう少し雪が締まっていないと

掘りづらいです。

雪洞講習が本格的に始まる来月以降に向け、もう少し

積雪が欲しいところ。

昼を超えると、風はさらに強さを増しました。

つい1時間ほど前に作ったトレースも、きれいさっぱり。

最後は強風に吹かれながら、稜線を後にしました。

スキー場に降りてくると、風もなく、山の厳しさを

実感した1日でした。

週末講習に参加予定の皆さま、防寒対策はしっかりと!


Updated: 2019年1月24日 — 6:40 PM

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