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山でのビバーク技術と危急時対策を学ぶ講習が開催

9月9日~10日八ヶ岳黒百合平~天狗岳周辺で、山でのビバーク技術と危急時対策を学ぶ講習会が開催されました。週末八ヶ岳登山口の一つ唐沢鉱泉は多くの登山者で賑わっていました。開講式の後早々班ごとに分かれ登山計画の確認、装備点検、準備体操をし黒百合平に向けていざ出発です。

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本日のビバーク地、黒百合ヒュッテ手前の登山道で事故発生(あくまでも訓練です)班の中の一人が足をひねり歩行が困難に!

さてどう対応するのか?講師がその対応策を説明した後、100M先には山小屋があるので、そこまで傷病者をザックを使い背負い搬送体験をしているところです。

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背負うのは大変だと、それぞれが感じたと思います。

黒百合ヒュッテに到着後、休憩をはさんでいよいよツェルトの設営です。

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ツェルトの張り方のポイント説明を受けています。

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説明の後、各自設営です。うまく張れない人は講師からコツ等を教えてもらっています。

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そして、みごと今晩のビバークの宿が完成です。

ツエルト設営後、各班に分かれて実技講習です。

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この班は岩場の登山道から数メートル下に落ちた負傷者を登山道まで引きあげるという想定で、ロープを使用し講習をしています。

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この班は簡易ハーネスを装着しフィックスロープ通過の講習をしていました。

実技終了後はいいいよビバーク体験です・・・・・。

さて皆さん一晩のビバーク体験はどうだったでしょうか・・・・・。

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夜、朝方と二回雨が少し降りましたが、皆さん無事に一晩ビバークで過ごすことができたようです。

ツエルトも時間までに撤収し出発前の様子(班会をしている場所にツェルトがありました。ツエルト完成の写真と見比べてみてください。)です。昨晩のビバークを振り返ってみての班会をしています。班会終了後天狗岳方面に出発です。

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東天狗岳に向かう稜線上で低体温症で動けなくなっている人を発見(訓練です)、班でどのような対策をとればよいか考え行動しています。

直ぐにツエルトを出して、傷病者をその中に入れ風を遮断する対策をしていました。

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転んで左足首が動かないという想定で、ストック、マット等を使い固定している班もありました。

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岩場の不安定な場所で確実な支点を構築し、安全にフィックスロープを張る講習もしていました。

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実技講習の合間、赤岳(中央左)、阿弥陀岳(中央右)も綺麗に見えホット一息です。

場面場面の危急時対策を講習し唐沢鉱泉に到着し、二日間の講習が終了しました。

いざ危急時の対応をするのは難しいことですが、何かトラブルが発生した時には落ち着いて、

この講習で学んだ知識を生かしていただけたらと思います。

二日間本当にお疲れ様でした。

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