ついにリーダーコース講習最終日になりました。大町は朝から快晴無風の講習日和。
要救助者を背負っての引き上げ。
保温に留意したシート搬送。
ロープを編み込んでの担架作り。
午前中は1日目の復習や、もう少し深めたい課題を行いました。今回、各班に出された共通課題は、登山道から転落して負傷した登山者のもとに懸垂下降で降りて、応急処置とロープによる引き上げです。
初日はロープ操作を思い出しながら動きを組み立てる姿も見られましたが、2日目はスムーズな動きになった講習生が多くいました。フィックスロープを張ったり、確実な支点を作ったり。話し合いながら、また点検し合いながら、確実に安全度が高まるように追求しました。
教室に戻ってからの班別協議では、持ち寄った登山計画書の内容を検討したり、行動中に留意する事などを話し合い、講師からの助言を受けました。
全体協議では、班毎の話し合い内容を発表し、その後講師講評を頂きました。講評では、講習は終わるが、ここからが始まりであるということや、山に謙虚に向き合うこと、仲間づくりの大切さなどが話されました。この1年で行った内容を確実に自分のものにするために、今後も努力をしていただきたいと思います。
ついに修了式です。時間と経費をかけて受けた講習を、ぜひ今後の登山に生かしてください。
これからも楽しく、安全な登山の実践を願っています。
また、山で会いましょう!!