先日「信州登山案内人」の方を対象にした座学研修会が
大町市内で開催されました。
まずはじめに、県警山岳救助隊の副隊長のお話がありました。
県内における山岳遭難の現状について、最近の傾向と、
今年の夏山での山岳事故事例について話がありました。
また、実際に救助を呼ぶときや救助活動の時に注意すべき
点などについても話がありました。
次に、山岳ライターで、数々の山岳雑誌・書籍の編集制作を
されている佐々木亨さんから「地図読みの学び方・覚え方・教え方」
と題した講演がありました。
地図読みの講習を多数開催されているご経験から、
読図講習会のプランニングや、指導のポイントなど、
実際に使用している資料を基にお話をいただきました。
(日ごろ講習会を開催している側の職員も興味津々…)
最後に、長野県観光部の職員さんから、昨年末施行された
「長野県登山安全条例」について話がありました。
(このうち、「登山計画書」については、今年7月1日から、
県内の指定登山道通行の際には提出が必要となりました。
詳細は長野県のこちらのページをご覧ください。)
当日は、100人を超える方の参加があったようです。
日々、案内人として研鑽を積んでいらっしゃる皆さん、
これからも信州の山の素晴らしさを多くの方に伝えてくださいね!!
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さて、こちらは今日の大町市街&北アルプス方面ですが・・・
山はすっぽり雲に覆われていました。
このところ、また山が黒くなり始めていたのですが、
今日は高いところは雪になっているようです。
先日、気象庁の三か月予報が出ましたが、長野辺りでは
今年の冬は寒さ、降水量ともに「平年並み」とのこと。
西日本では、降水量が多め、とのことですが、さて…
今後どうなるか、短期予報にもしっかり注目しましょう!