講師陣はエスケープ用のテントを準備して、夜中にこっそり？
見回りも行いましたが・・・
全員無事に、「自分の城」で一夜を過ごすことが出来ました！！
予報では雨の心配もありましたが、実際は星空が広がりました。
ただ、その分冷えましたね・・・
皆さん、時間通りに撤収まで済ませ、班ごとに振り返りを行いました。
「見る、聞く」のと、実際に一夜を過ごすのとは大違い。
こうすればよかった、雨だったら？などと、色々な
話が飛び出し、講師がアドバイスしていました。
黒百合ヒュッテは素敵な山小屋、料理も美味しいです。
通年営業で、登山者には頼もしい限り。
今回の講習でも、大変お世話になりました！！
準備を整え、出発です。
面白い雲の様子に、しばし足を止めます。
講習生の中に、気象予報士の方がいらっしゃって、
なぜこのような状況なのか、お伺いすることができました！
Ｔさん、特別講義ありがとうございました！！
・・・ほどなくして・・・
講師が「ああっ！！」足を傷めてしまったようです。
素早く処置し・・・
力を合わせて、ヘリのピックアップ地点まで搬送。
（※もちろん「講習」ですのでご安心を）
それぞれの課題を、力を合わせてクリアしていきました。
また、道中、寒さを訴え、動けなくなる講師も・・・。
こちらも、班のメンバーで迅速に対応できていました。
講師からは、長年の経験からの知恵や工夫など、
いろいろな話が飛び出して、受講生の皆さんも
積極的に質問などされていました。
道中では、起こりうる危険、万が一の際の退避方法なども考えました。
一番にはまず、「危急時」に陥らないこと。
それでも陥った場合、大事なのは、今いるメンバー、限られた道具で、
「何が出来て、何が出来ないか」を判断し、それらを最大限に活用すること。
ちょっとした工夫で、さらに安全性を高めること。
受講された皆さんには、頭も体もフルに使っていただく2日間となりました。
現在は、ネットや雑誌で、情報は簡単に手に入ります。
しかし、百の書物を読むより、一の経験が教えてくれることも多々あります。
今回学んだことを、皆さんの糧にしていただき、これからも是非、
登山を安全に楽しんでくださいね！
