4月23日(土):1日目
講義「残雪期登山の基本と雪上技術の基礎」「雪崩の危険」
実技Ⅰ「装備確認・扱い方の確認」
実技Ⅱ「雪崩対策と危急時対策」
講義の後、八方尾根の概略を地図で把握。雪山装備を確認。
屋外でアイゼンなどの装着やピッケルの扱い方もやってみました。
山に入る前に、はじめてのビーコンを使った埋没者探索です。埋没ポイントに近づいたため、ビーコンを地面に接近させて探索。
危急時対策でツェルトを張ってみました。1枚の布で命が助かることがあります。日帰り登山でも何かがあった時のために持っていくことをお勧めします。
4月24日(日):2日目
実技Ⅲ・Ⅳ「雪山の安全な登山(登りと下り)」
今年は極端に雪が少ないので、八方池山荘からしばらく歩いてやっと雪に出会えました。
キックステップの練習の後、初アイゼンであるいてみました。もちろんピッケルとのコンビネーションです。
出発時にはガスっていた山もきれいに晴れました。白馬三山、下は雲海です。
気温上昇で、雪が柔らかくなりすぎてしまいました。しかし、参加者は熱心に講習を受けていました。
講習をしながら丸山ケルンまで登りました。下りはアイゼンを引っ掛けないように慎重に。
雪は少なめでしたが、良い天気のなか充実した講習会になりました。
次回は5月21日(土)22日(日)のテント泊針ノ木雪渓です。