さて、11日~14日にかけて開催した、冬山登山について
実践的に学ぶ2講習。
山中での様子をお伝えしたいと思います!
入山時は、これ以上ないくらい良いお天気!!
眼前に聳える鹿島槍も、白く輝いています。
皆さん、重い荷物でも笑顔!
暑いくらいの陽気に恵まれました。
しかし、このころから早くも空模様に変化が・・・
レンズ雲がプカプカ浮いているのが見えました。
そして、この1時間ぐらい後に、センター周辺から
撮影したのがこちらの写真。
東の空に広がる、この不穏な雲・・・
先ほどのレンズ雲がみるみる発達したようです。
徐々に、西側の山々にも、雲の「手」が伸びていく
ようで不気味でした。予報通り、天気は下り坂。
翌日からはすっかり雨の講習となりました。
しかし、受講生の皆さんは元気いっぱい!
雪洞掘り、雪質観察などを班ごとに行いました。
こちらでは、一般講習の皆さんが、雪崩ビーコンの
捜索手順について学んでいます。
チームに分かれて練習を行いました。
こちらは、リーダーコース生の「今宵の宿」。
雨の影響もあり、一晩無事に過ごせず、途中で崩れて
テントに避難した方もいましたが、いろいろと実践的に
学ぶことが出来たようです。
最終日はかなり本格的な降りとなり、撤収も下山も
大変でした!
例年だと、下山もラッセルになるほど雪が降ったり、
はたまたダイヤモンドダストが見えるほどの冷え込みになったり・・・
この時期にこれほどの雨となることも珍しいのですが、
受講生の皆さんは「悪天候だからこそ学べたことも
多かった」と前向きな感想の方が多かったです。
是非、学んだことを活かして、これからも雪の山を
安全に楽しんでくださいね!
受講された皆さん、講師の皆さん、3泊4日の長きにわたり、
本当にお疲れ様でした!!