本県では、ほとんどの中学校で集団登山が行われており、多くの子どもたちが登山を初めて経験する場となっています。

美しく厳しい自然の中でたくさんのことを学び、登山の素晴らしさを存分に感じ、「また山に登りたい」という気持ちになってほしいと願うものです。

しかし、その厳しい自然が故、時として事故により、せっかくの素晴らしい体験が台無しになってしまうことがあります。万全な準備をしていても事故が起きてしまうこともありますが、できうる限りの最大の準備をして当日をむかえたいものです。

また、万一事故が起きてしまった場合、その被害を最小限にくい止めるために、適切な対応ができるようにしておきたいものです。

来る学校登山に向けて、山岳総合センター等の研修への参加を検討、計画していただくとともに、学校全体でもう一度学校登山について考えていただくための資料として、「集団登山Ｑ＆Ａ」と、「山岳総合センター教本」および「中学校集団登山中におけるヒヤリハット事例」を掲載します。

学校集団登山の計画、立案時の参考にしてもらうとともに、準備段階から専門家と相談して、より安全な登山になるようお願いします。

学校集団登山Q＆Aはこちら

【重要なお知らせ】2015.11.25

以前掲載しておりました「学校集団登山Q＆A」の中に、学校登山でアマチュア無線が使用できるという記述がありましたが、学校登山においてはアマチュア無線は使用が出来ません。（アマチュア無線は業務における使用が出来ないため）

ここに訂正版を掲載するとともに、皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

• 長野県山岳総合センター教本「集団登山」 　
• 中学校集団登山中におけるヒヤリ・ハット事例 (平成23年度調査)