今日の話題は、学校行事での登山に関するお話です。
中でも、全国的にも数少ない、高校の「全校登山」です。
センターのある大町市には大町岳陽高校があり、そちらの高校では、旧大町高校からの伝統行事「全校登山」が脈々と受け継がれています。この夏も、無事に開催されました!
そんな中、担当の先生が生徒さん向けに行ったアンケート結果が、大変興味深いものでしたので、シェアさせていただきます。
岳陽高校では、行く山別に「山別会」というのを実施されたうえで登山を実施しているそうで、登山後の「山別会」を通じて実施したアンケートを、登山隊長でもあるK先生がまとめられたものです。
結果からは、登山後、多くの生徒さんが「行ってよかった」と思ってくれたこと、またポジティブにとらえている点として、「景色」以外にも「楽しい」とか、達成感を感じていることがよく分かりました。一方で、ネガティブな感想として、歩くペースのことや休憩が少ないと感じたことなど、今後の運営に活かせそうな点も出ていました。
最後に、K先生から生徒さんへのメッセージがまとめられていますが、学校の取り組みはもちろん、地域の協力があって、この伝統行事が続けられているのだな、とも感じました。
K先生、資料の提供ありがとうございました!!
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ちなみに、皆さんは「学校登山」と聞くと、どのような登山を思い浮かべますか?
ご存知の通り、長野県内では各中学校、多くは中学校2年生の時に近隣や県内の山にみんなで登るという伝統行事があります。
お隣の富山県では、立山に登る行事があるそうですが、こちらは小学生!私も、以前雄山で、小学生の学校登山の列に行き会ったことがあります。子どもたちが体操着でしっかりと登っていて、「すごい!」と思いました!
ちなみに、ワタクシ職員Aは奈良県の出身ですが、県の半分が山ということもあり、結構、登山にまつわる行事が多かった記憶があります。
中でも「耐寒登山」という行事があり、なんと、小学生で軽アイゼンをつけて雪のある山に登る!という行事がありました!(調べると、山の向こうの側の大阪府では、まだ継続実施している学校もあるとか)また高校では、男子は大峰山、女子は稲村ヶ岳へ登るという行事もありました。
山国・ニッポン。各地で学校ぐるみの山にまつわる行事がありそうですね。
皆さんのご出身や、お住まいの地域でも、学校で山に登る機会はありますか?