今年度のマルチピッチクライミング教室の最終回が長野市の岩場で行われました。2回の人工岩場での練習を終えて、いよいよ外岩での練習です。
梅雨時期の開催で雨が心配されましたが、この日は朝からとてもいい天気で、岩登りには最高のコンディションでした。
恒例!?のラジオ体操を終えて、マルチピッチクライミングと懸垂下降のチームに分かれて講習がスタートしました。
マルチピッチクライミングでは基本的には講師、受講生の順番で各ピッチを登り、支点構築の方法などを実践的に学びます。外岩には様々な種類の支点があり、中には強度が十分にない物も存在します。
知らずに使うと非常に危険です。
懸垂下降は傾斜やシチュエーションを変えて繰り返し行いました。
外岩だとゴツゴツしていて安定して下降するには慣れが必要です。
支点になるべく負荷をかけないように、落石を起こさないように、注意する事が多く、気が抜けません。
暑い中、皆さんお疲れ様でした。
講習はこれで修了しましたが、皆さんの本番はこれからです。
沢山練習と経験を積んで、長くクライミングを続けて頂きたいと思います。
またどこかの岩場でお会いしましょう!