暑い暑い夏。涼を求めて、水辺に行かれる方も多いのではないでしょうか。
信州には海はないものの、湖はたくさんあります!([諏訪湖は海だ!」という方もいますが、ちょっと置いといて・・・)
ここ大町市にも、南北に連なる三つの湖があり、キャンプ場などは大賑わい。
北から、青木湖、中綱湖、木崎湖。昔、この地で勢力を誇った豪族「仁科族」の名前を取って「仁科三湖」とも呼ばれます。
お隣の市立大町山岳博物館では、企画展「仁科三湖の成り立ち」が7月23日(土)~10月16日(日)まで開催されます。
※上の紙面は博物館の広報誌「山と博物館」最新号!
ネットからでもこちらからご覧いただけますよ!(山博HPへ)
センターでは、この企画展のコラボ企画として、「~歩いてナゾとき!~仁科三湖はどうできた?」と題し、ウォーキングを開催します!!
この三つの湖、実は成り立ちには不明な点が多いんです!!
湖のある谷に沿って糸魚川静岡構造線が走っており、東側がまだ200万年ほど前にできた新しい山脈「大峰山地」。西側は北アルプスの前山でもある「小熊山」を含む「仁科山地」。こちらは、2億年前から6千百万年前頃にできたものということですから、三湖の東西の山の、「年齢差」もスゴイ?!そのほか、湖底にある「神城断層」、近隣の複雑な地形など、ナゾを解くカギになるのか??
今回は企画展に伴い33年ぶりの調査を行い、仁科三湖の成り立ちに新たに考察を行ったとのこと。この企画展担当でもある太田専門員と一緒に、この北アルプスの麓に並んだ三つの湖の成り立ちのナゾに迫ってみませんか?
日程は、7/30(土)8:00~。途中車での移動を含みますので、お子さんは保護者の方とご参加ください。参加費は500円(保険料込)です。
詳細はセンターホームページの要項をご覧ください。
すでにお申込みもいただいたておりまして、先着順受付です(お申込みはこちらから!)。
暑さに負けず、推理を働かせて、大地のナゾに迫ってみよう!!