今日は、松本で開催された、信州登山案内人の「能力向上研修」にお邪魔して来ました。
※「信州登山案内人ってなに?」という方はこちらをクリック!※県のHPへ
案内人資格の更新研修としても位置付けられており、3年に一度は実技とこの座学講習を受けることになっています。
年によって座学講習の内容は様々ですが、山の動植物や山岳文化に関する知識、法律や気象、ファーストエイドなど多岐にわたります。自己研鑽のために毎年受けているという案内人さんもいらっしゃいます!
ちなみに、今日の講師のうちのお一人は、大町市の文化財センター学芸員の関さん。昨年まで、お隣・山岳博物館にいらっしゃって、講習会の講師も務めていただいていたので、とても身近なお方でなんだかうれしい限り。今日は、北アルプスと人の関わりについて、先史時代からの長~い歴史を紐解くものでした。
個人的には「さらさら越え」に興味があるので、そのあたりのお話も聞けて面白かったです。ちなみに、日本のガイド組合発祥の地は、センターのある大町市!!山国日本では、昔も今も、かかわり方の変遷はあれど、人々の身近に山があったんですね!
他の資格も同じですが、「取ったら終わり」ではなく、ブラッシュアップの努力も大事。
ガイドや案内人さんと一緒に山を歩くと、安全確保や案内はもちろんしていただけるのですが、山について「へえ!」と思えるお話を聞けると、登山がさらに楽しくなりますね。
その陰には、こうやって日々研鑽されている裏側があったのでした。
案内人の皆様、講師の皆様、お疲れ様でした!
皆様の姿に刺激され、職員としてももっと研鑽せねばと思った職員Aでした!