連休が終わり、5月も半ばとなりました。
下の写真は、センターから見える爺ヶ岳の今日の姿です。
いままで見え隠れしていた雪形の種まき爺さんは、
その姿がはっきりとしてきました。
鹿島槍ヶ岳の獅子と鶴も、はっきり見えています。
*写真をクリックすると拡大
ところで下の写真の山、わかりますか?
安曇野市の穂高から見える山です。
地元では信濃富士と呼ばれる有明山と、北アルプス表銀座の山々。
手前の田んぼは代掻きが終わり、田植えを待っています。
さて、このGW期間4月30日から5月5日にかけて、
長野県内では死者6名を含む14件の遭難が発生しました。
この期間中は断続的に気圧の谷や低気圧が通過し、
標高の高い山域では暴風雪となる日もありました。
そのような条件下で行動をしたことが原因と思われる遭難が多発しました。
昨年の大型連休中の山岳遭難3件3人と比較すると、大幅な増です。
この大幅増は、登山者数の増加が原因であることは間違いありません。
登山者が増えれば、遭難件数が増えるということは仕方がないかもしれませんが、
そうならない努力を、登山者一人ひとりが心がけていく必要があります。
もちろん、当センターとしてもできることをしていくつもりです。
長野県と群馬県にまたがる浅間山は、この8日に山開きがありました。
これから6月にかけて、各地の山で山開きをむかえます。
残念ながら、今年もコロナ禍での夏山シーズンインとなってしまいました。
今一度「登山者への5つのお願い」を守って、安全な登山を楽しみましょう。