昨日お伝えしました、「安全登山セミナー in 長野」が、西穂山荘支配人の粟沢さんをお迎えして、開催されました。さすがの人気!沢山の方がご参加くださいました。
まずは見ているだけで心がワクワクして山に行きたくなるような晴天の写真で始まりましたが、実際の事故のお話の際には、吹雪の写真などを見せてくださり、臨場感あふれるお話も相まって、事故時の厳しい状況を感じ取ることができました。
常々、当センターの講習会でもお話しさせていただいていますが、やはり遭難しないために大切なのは、自分の力量に見合った山を選ぶこと、困難や危険を予測して、きちんと計画を立てること、装備を持つこと、気象を含め情報収集することなどであるとお話をいただきました。
そして、事故にあってしまったら、自分の持てる力(体力・知力・etc)をフルに活用し、あきらめないこと!とおっしゃっていました。まさに、心技体!!そして備えること!!
また、粟沢さんは気象遭難が多いことから、それを防ぎたい気持ちで気象予報士の資格を取られたそうですが、難しい気象のお話を事例を示しながら写真や絵を使って説明してくださり、とても楽しくてわかりやすいお話でした。雷のお話の中では、これは絶対注意!というようなポイント(鯨の尻尾や雲の形と地表のもやもや)も教えてくださいました。
え、それ何々??
気になる方は、2回目が松本(あがたの森・文化会館)での開催されます。予約不要、無料ですので、ぜひお越しください。
〇日付 6月20日(木)
〇場所 松本市あがたの森文化会館 大会議室
〇開場 受付開始 18:30~
〇講義時間 19:00~20:50
〇内容
【その①】「山小屋の支配人が語る、遭難事故の実際」
~あなたならどうする?!~
【その②】「夏山の天気を知って安全登山」
【その③】「遭難しないためにはどうすればいい?」
詳しくは センターHPに掲載の要項をご覧ください。