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明神岳・東稜(「みんなの山写真」)

ゴールデンウィーク中(5/3-4)のバリエーションルートの写真が届きました!

松本山登会の皆さん、レポート頂いたIさん、ありがとうございます!

高度感のある最高の景色をお楽しみください。

※このルートは、積雪期登攀の知識・技術・経験が必要です。

安易に立ち入らないようにしてください。

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(明神館前)

GW後半、朝から青空が広がる中、明神岳東稜へ。

明神養魚場の脇を抜け宮川のコルへと向かう。

(宮川のコル目指して)

初夏のような暑さで汗だく。

宮川のコルを過ぎ安定した尾根で休憩しているとの左前方のルンゼ沿いで茶色の雪崩が発生。気を引き締めて一人一人の間隔をあけて雪崩の走路にあたる部分を通過する。

(瓢箪池はもうすぐそこ)

(瓢箪池にて幕営)

瓢箪池は思いかけず貸し切りで素晴らしい景色を眺めながらテントにて美味しい酒とつまみで山談義も弾み親睦を深める。

(第一階段手前の急な雪面)

翌日、最初の第一階段でロープを出す。

ブッシュなど支点はいっぱいある。

(第一階段)

ラクダのコルを超え気温も上がりぐずぐずになった雪に奮闘しながらバットレス基部へ到着。

(バットレス基部)

バットレスではクラックを右上、ピトンなどの支点が案外少なく久しぶりのアイゼンでの登りに少し緊張する。

(雪が腐って歩きづらい)

(バットレス通過後の急斜面)

その後雪稜を登り、最後岩場を右に乗り越すとひょっこりと明神岳山頂へ飛び出す。

(山頂直下の岩場)

(無事登頂!)

残雪の穂高の最高の景色が広がる。

(懸垂支点や下降ルートの検討中)

皆で写真を撮り、懸垂を2回して奥明神沢を下り岳沢経由でその日のうちに下山。

(奥明神沢はデブリの跡)

毎年GWに人気のルートへ入ると閉口するほどの渋滞ばかりでしたが、今回はルート上、我々パーティー以外誰にも会わず、素晴らしい天候とメンバーで大満足の山行となりました。

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