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北アルプス誕生の秘密に迫る(「北アルプスの成り立ちpart2」)

ずいぶん遅くなってしまいましたが、10月3,4日に

信州大学理学部の原山先生を講師に招いて上高地で開催した

野外活動講座「北アルプスの成り立ちpart2」の様子をお伝えします。

どのような地殻変動によって北アルプスが形作られ、今の姿に

なったかを、実際に現地を歩きながらひも解こうという講座です。

まずは初日。上高地に集合した後は、先生のお話を

聞きながらの探索です。

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こちらは有名な「ウォルター・ウェストン」の碑。

この碑の設置された岩盤は、地上に出ているものの中で

なんと世界一!若い花崗岩だそうです。

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正面に見えるのは岳沢。

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こちらは大正池から焼岳です。

好天に恵まれて、山並みもくっきりと見えました。

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参加者の皆さんは、時折メモを取ったり、写真を撮ったり

しながら、興味深そうに先生の説明を聞いていました。

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さて、翌日は徳本峠への登山です。

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明神岳も秋半ばで色づいていました。

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徳本峠までは、なかなかの急傾斜。

一歩一歩、歩を進めます。

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そして、全員で無事に徳本峠に到着!

正面には明神が良く見えました。

この後、往路をたどって上高地まで下山して、

解散となりました。

長い長い地球の歴史の中では、飛騨山脈や上高地が

形作られたのはつい最近なのですね!

これからは、また違った切り口で山を眺めることが出来そうです。

講師の原山先生、参加された皆さん、お疲れ様でした!

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ところで。

徳本峠で、サプライズ?!な出来事がありました。

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こちらプロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんです!

昨年、日本百名山のひと筆書きを完成した田中さん、

現在は日本二百名山の一筆書きに挑戦中!

徳本峠から登る霞沢岳が二百名山なので、ちょうど

お会いできたわけです。

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登りも下りも軽やか~にこなされていました。

(ちなみに10日に針ノ木岳に登頂されてから

富山方面へ、今日は奥大日岳に行かれたようです)

今後もお気をつけて、一筆書きを達成してくださいね!

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