長野県山岳総合センターは、安全登山の普及・啓発に関する各種事業を行っています

大雪山国立公園/ヒグマについて(「みんなの山写真」)

今日の山写真は・・・

多分、センターブログ初?!フロム北海道です!!

今回訪れたのは、大雪山国立公園。

北海道最高峰の旭岳を擁し、個性豊かな山々が連なります。

写真たっぷりでご紹介!!

(※夏真っ盛り!青空!なら良かったのですが・・・

ちょうど梅雨のような空模様の時で・・・<7/28-30>

あまり明るい写真がなくてすみません!)

今回は登山口の一つ「望岳台」から登ります。

主要登山口や、登山道の看板には、「大雪山グレード」が。

登山計画の参考になりますね。

今回、まず訪れたのは十勝岳。

こちらは活火山。

登山道の途中の避難小屋には、ヘルメットなども用意されていました。

いかにも火山らしい、荒涼とした道を進みます。

このだだっ広い登山道では、過去に遭難も起こっているそうです。

この日もかなり風が強いうえ次第にガスが濃くなり、

マークを見落とすと道迷いしそうな場所だと感じました。

(視界があるとこんな感じ)

火山性ガスが登山道に流れると、なかなか苦しい・・・

山頂手前では、完全にガスの中に。

岩に付けられた黄色マークを見失わないように進みます。

標高2,077mの山頂に到着!

深田久弥の日本百名山に選ばれているからか、お天気がいまいちでも

登山者は続々登ってきていました。

さて、ここから富良野岳方面を目指します。

途中の道標。この辺りは「グレード4」。

こちらは、上ホロ避難小屋。

道内の山小屋の多くは避難小屋。

利用のルールなども小屋によって違いますので、

この辺りもしっかりと調べましょう。

上ホロカメットク山。

この辺りの稜線下は、急峻な岩場です。

この辺りは、登山道上に張られたロープを外さないよう進みます。

途中、かなり風が強く、耐風姿勢をとりました。

地元の方に聞くと、上ホロ辺りは風の強い日が多く、

冬の登攀時はロープが空を飛ぶ(真横になびく)ほどだそう。

(冬期のクライミングルートがあります)

上富良野岳を超えると・・・

眼下にお花畑が広がってきます。

これは、イワブクロ。

北アルプスにはないですが、北海道ではよく見かけます。

こちらも、北海道と本州北部のみで見られるエゾツツジ。

富良野岳は、「花の百名山」に数えられるだけあり、

まさに百花繚乱でした。

翌朝、お日様が戻り、展望が開けました!!

上ホロカメットク山と、上富良野岳に続くD尾根が良く見えました。

雲の向こうに、富良野岳。

上ホロから一旦、十勝岳まで戻り、美瑛岳へ。

このように、道標にもグレーディング表記があり分かりやすい。

十勝岳から美瑛岳への稜線は、まるでちがう惑星のよう!

振り返ると、歩いてきた山々が良く見えました。

美瑛岳山頂から見た美瑛富士。

ここからは少し急な登山道を降りて、登山口の望岳台を目指します。

途中、大地の亀裂のような沢を渡ります。

はしごやロープが設置されています。

沢の渡渉。ここで一服しました。

(北海道の沢水は多くは煮沸が推奨されています)

最後はやはり火山らしい道を辿って望岳台に戻りました。

その後も天気に恵まれずでしたが、また再訪したいと思います!

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さて。

北海道の山で怖い・・・といえば・・・

そう。ヒグマです。

村や登山者が執拗に襲われるなど、伝説的な実話もありますね。

大雪高原温泉の登山口横、「沼めぐりコース」と呼ばれる散策路

の入口には、「ヒグマ情報センター」があり、付近での

ヒグマ目撃情報を始め、その生態などについても教えてもらえます。

この建物がナショナルパークゲートになっていて、

ここで説明を聞いてから「沼めぐりコース」に入ります。

いろいろな展示もあり興味深い!

※詳しくは、今日のこちらのブログが分かりやすいかも!

割と長身なスタッフさんと同じくらいの、でかい

ヒグマのはく製があります。

頭蓋骨も見せていただきました!

ご丁寧に説明をいただきありがとうございました!

そして、レクチャーの後、沼めぐりコースへ。

コース上にもクマが出ることがあるので、要注意。

コースの最奥付近にもスタッフさんがいて、ヒグマの監視と

くる方への情報提供、注意喚起などを行っています。

ここは、普通にヒグマが生活している場所で、通常は遠くから

観察できるので、海外からも観察しに来る方がいるそうです。

この日は視界が悪く残念ながら見えず。

・・・しかしながら、後ろを歩いていた人が、自分が通る時に

散策路のすぐ近くでヒグマを見かけたそうです。

ということは、結果的に近くにいたわけでびっくりでした。

ちなみに、実際に見たのは・・・

割と大胆なエゾシカさんと・・・

エゾサンショウウオの幼生。

平和な散策に終わりました。

ちょっと見たかったけど、バッタリ遭わなくてよかった。

北海道の山に行かれる皆さん、ヒグマ対策をお忘れなく!


Updated: 2019年8月5日 — 11:03 PM

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