長野県山岳総合センターは、安全登山の普及・啓発に関する各種事業を行っています

長野県消防防災ヘリ「アルプス」の墜落について

長野県消防防災ヘリコプター「アルプス」が、3月5日(日)、午後3時12分頃、松本市と岡谷市にまたがる鉢伏山(1,928m)の中腹に墜落しているのが発見されました。

消防・警察・自衛隊の救助活動が行われ6日までに全員救助されましたが、生存の期待もむなしく乗っていた9名全員の死亡が確認されました。

ここ数年、長野県消防防災センターからは、毎年何人かの隊員が山岳センターの主に雪上での講習に参加されていました。亡くなられた方々の名前を見ると5名の方がセンターの講習に参加されたことのある方でした。どの方も基礎体力は抜群、動作・態度はきびきびと歯切れ良く、救助という仕事に誇りを持って熱く取り組んでいることを感じさせる方ばかりでした。

そのような方たちが、山岳遭難救助訓練に出かけて亡くなってしまったというのはやるせない気持ちで一杯です。志半ばで逝った方々の遺志に報いるためにも山岳センターは遭難事故を減らすという立場でこれからも頑張っていきたいと思います。

今回の事故で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

長野県山岳総合センター所長 杉田浩康

LINEで送る

Updated: 2017年3月7日 — 5:25 PM

2 Comments

Add a Comment
  1. 3年前に受講させていただいた雪上技術講習会で、大工原さん、甲田さんと一緒でした。
    事故のニュースに、「まさか乗ってないよな。」と思っていたのですが・・・
    大工原さんは同じ班でした。講習会では、訓練だからということで、背負わなくてもいい大型ザックを背負って針ノ木雪渓を上がっていました。
    ヘリに乗って、胡坐をかいてアイゼンを着けるということで、アイゼンの丸環は、足首の内側にしていましたね。これからアイゼンを着ける度に、お二人のことを思い出すと思います。
    心からご冥福をお祈り申し上げます。

    1. 髙岸さん、ご無沙汰しております。
      今回の事故につき、センター職員も大きな衝撃を受けています。
      お亡くなりになった隊員の方の熱い想いをつなげることが出来るよう、これからも安全登山の啓発をしていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

Copyright © Nagano Prefecture Comprehensive Mountaineering Center. All Rights Reserved.