今年度も夏山リーダーコースが始まりました。
梅雨が明けて最初の週末でしたが、天候は少し不安定で、雨が心配されましたが、講習会ではまとまった雨に降られることもなく、無事に１回目を終了することが出来ました。
初回となる今回は山岳センター及び鍬ノ峰周辺での講習会です。
１日目にはリーダーとしての登山計画の立て方や地形図からリスクを予想し、対処方法を考え実際に屋外でロープを使用した実践講習を行いました。
２日目の鍬ノ峰では学んだことをシチュエーショントレーニングで実践します。
想像力を働かせ、「この状況だったらどうするべきなのか」リーダーとしての力が試されます。シチュエーションに対して適切に対処するのは難しいですね。特に山での疾病などは症状を慎重に判断し、適切な処置をしなければ命の関わるため練習とは言え現場には緊張感がありました。
また今回は危険個所の通過を想定し、ロープを使う場面もありましたが、皆さん前日に覚えた技術をスムーズに行えており感心です。（習得がとても早いですね）
ただ実際の場面では難しい技術よりもスピードと安全性が求められます。
状況に応じた技術の取捨選択が出来るリーダーになってほしいですね。
