長野県山岳総合センターは、安全登山の普及・啓発に関する各種事業を行っています

机上講習「冬山登山の基礎知識」

この週末の2日間、大町市文化会館にて、

冬山登山に向けての基礎的な知識を学ぶ、

「冬山登山の基礎知識」の机上講習がありました。

 

1日目午前中の最初の講義は、「冬山登山の魅力とリスク」。

・夏山と雪山、冬山登山の違い

・リスクを避けて安全に雪山、冬山に登るために

・冬山特有のリスク

等について、講師からお話がありました。

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テレビ局の取材もあり、カメラが回っている中での講義でした。

 

1日目の午後は、「雪崩の知識と雪崩装備の使い方」。

講義とともに、ビーコンとプローブの実技講習もありました。

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2日目の午前中は、「冬山登山の装備」。

雪山、冬山登山を安全に行うための装備類の講義です。

装備類を

1、身を守るために使う用具

2、非常時に使う道具

3、登山をより快適に安全に行うための道具

に分類して、

1と2の装備は、必ず準備する用品、

3は、経験と目的の山行に応じて準備する用品というお話がありました。

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実際に装備を手にすることもできました。

 

2日目の午後は、「山の気象の基礎と冬山の天気」。

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・山の気象の特徴

・気象の基礎

・天気図の読み取り

・観天望気にチャレンジ

・登山予定日の天気を予想する

・高層天気図

・冬型の気象変化

・楽しく安全な登山のために

といった内容の講義でした。

講義の途中には、参加者が実験に取り組む場面もありました。

下の写真は、雲が発生する過程を、ペットボトルの中で再現している実験です。

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天気図の読み取りのお話では、

等圧線や高気圧、低気圧をより理解するために、

講師の方が自作した、下記のような模型を実際に触ることもできました。

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写真ではよくわかりませんが、立体的な模型になっています。

 

2日間、講師の方より、

雪山、冬山を安全に楽しく登るための貴重なお話をお聞きすることができました。

そのうちの一つに、

「冬山では、その時にできることをその場でやっておかなければいけない」

というお話がありました。

それだけ、雪山そして冬山は、雪のない山に比べて厳しいということです。

 

山に行く前にやるべきこともたくさんあります。

例えば、ビーコン操作の練習を雪のないところでやっておくこと。

準備をしっかりして、

今シーズンも、雪山そして冬山を安全に楽しく登りましょう。

 

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Updated: 2017年12月5日 — 10:29 AM

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